トルピー日誌 

日常は幸せに囲まれている!?

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最近のお祭り事情

今でも子供がお祭りで型抜きを真剣にやってる姿はよく見るが昔とは事情が違うようだ。 子供が「研二くんが型抜きで賞金を貰った」 (仮名) などと言うのだ。 そんな馬鹿な。 型抜きとはどんなに上手く出来上がっても難癖を着けられ結局はお金など貰えないのが当たり前の話だったのだが・・・

 子供の頃、周りの友達が必死に型抜きをやっていた。 なぜ真剣になるかというとお金が絡むからだ。 型抜き屋に行くとクリアファイルに入った型抜き賞金表がある。 そこには、カモメの形や牛、消化ポンプ?など色々な図が載っており各、2000円、5000円、7000円! など高額な値段が書いてあるのだ。 そりゃ小学生が飛びつかない筈が無い。 なぜここまで高額なのかと言うとひとえに「端から賞金など出すつもりなど無い!」という事である。

 それでも、アホな小学生は「もしかしたら7000円貰えるかも知れない。 そうなりゃ好きな物が買えるぜ!」と馬鹿面丸出しで型抜きにはまるのである。 当時、ほぼ、見事に型を抜いていた上級生が居た。 しかし、型抜き屋のおばちゃんから「ココがガタガタしてる」 「少し、はみ出てる」など、何回修正してもOKは貰えなかった。 そりゃそうだ。 最初からお金など出す気は無い。 難癖着けられ修正する内に結局壊れてオジャン!となる。 騙されてるとは知らず必死になっている子供も健気なものだが、あこぎな商売である。

 子供もいい加減気付かないもんかとも思うが、気付いた頃には世代交代し、また小さな小学生からお金を巻き上げる実に巧妙な戦略となっている。  ワシの見た型抜き屋のオッサンは机の真ん中に型を抜いた完成品を箱に入れ「いや~ 今日、小学生の女の子に5000円持ってかれたよ~」などとインチキ臭く言うのだ。 すると周りの子供は色めき立ち「女の子が出来るんだから俺でもやれる!」とばかりに顔色を変え型抜きにはまるのである。

 ワシはと言うとあまり型抜きはやらなかった。最初から無理だと思っていたのと、ヤシの兄ちゃんが気に入らなかったからだ。 ワシが一枚くれと言うと「一枚は50円、3枚だと100円だから3枚買いなよ」と言うのだ。その言い方とチャラチャラしくさった雰囲気が実に馴染めずもう型抜きは止めようと思ったのだ。 友人の中にはヤシの兄ちゃんと仲良くなり、店を仕切り出すお調子物もいたがワシは、年上にゴマをすって世間を渡る術はこの頃から無かったのだと思い知らされるのである。

 そんな事を思いながら現在の型抜き屋を覗いてビックリした! 型抜きの賞金が100円、300円、500円とか実にリーズナブルになっているのだ! 研二君が賞金を貰ったというのは本当であったのだ。賞金を思い切り下げ完成した子供にはちゃんと賞金を出すという実に健全な商売になっていたのだ。(まあそれでも、どこまで賞金を出すのかは不明だが) 型抜きにここまでの改革が起こっていたとは驚きである。 


 昔のように反面教師で「世の中には汚い世界がある」と勉強させられた世代には良いことなのか悪いのか判断に困るところだ。 
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